競馬の予想に勘は必要か?

競馬予想の参考する為に、時々古本屋で情報収集をするのですが、今回見つけた競馬の予想本に気になることが書いてありました。

簡単にまとめると、「コンピュータによる競馬予想では勘や閃きが無いので、人間による予想に劣る」という内容でした。

競馬の予想には人間の勘が必要と聞くと、なんとなくそれらしく聞こえますが、本当でしょうか?

それ、検証しましたか?

人間は印象に残る事象を強く記憶する事が知られています。出走直前になって新たな予想を閃き、これが大当たりでもしたら、きっと忘れられない事でしょう。

しかし、本気で競馬を攻略、儲ける気があるのなら、勘や閃きが起きたレースで、それが起きる前と起きた後の予想とで結果を検証するべきです。どうなるかは、ぜひ試してみてください。

現実を受け入れる勇気

2017年5月23日、人工知能(AI)の世界で大きなニュースがありました。

あのGoogleの傘下企業が開発している囲碁用人工知能のAlphaGo(アルファ碁)が、世界トップ棋士である柯潔九段を破りました。ちなみに、3番勝負なので、このブログを書いた後に柯潔九段がAlphaGoに2連勝し、勝ち越すこともあるかもしれません。

私が人工知能を研究し始めたころは、コンピュータが将棋や囲碁でプロ棋士に勝つことを信じる人の方が少数派であったように思います。この頃、将棋や囲碁においてコンピュータがプロ棋士に勝つことが出来ないと考えている人の意見としては、コンピュータには人間の様な勘や閃きが無いからというものがありました。この理論は先に書いた競馬予想に勘や閃きが必要というのと同じです。

AlphaGoが人間トップの柯潔九段を破った今、人間の勘や閃きがコンピュータの人工知能に勝るとの考えが誤りであると認める時が来たといえます。

でも、このままでも良いかも

今回は古本屋で見つけた競馬の予想本の内容の中で、気になる点を考えてみましたが、競馬の仕組み上、皆が正しい予想をしてしまうと儲からなくなりますので、このような本の意見もある意味大切だとは思います。