パドックをAIに取り込む案
UMANARI_AI(うまなりえーあい)ブログへご訪問ありがとうとうございます。
新型コロナウイルスの影響でJRAが無観客開催を行っています。これがどの様にレースに影響するかはとても興味深いです。
話は変わって今回はパドックとAI(人工知能)の事について思った事を書いてみます。
パドックで馬を見る事の重要性は広く知られるところですが、これにAIを応用するとより良い結果が得られるのではと考えています。
方法としてはパドックに動画カメラやサーモグラフィーを持ち込み、出走する馬を撮影します。
この動画をAIに取り込み、出走までに解析を行うという流れになります。
パドックの見方のポイントとしては、例えば入れ込みや汗の出方、落ち着いて集中しているか?など様々あります。
問題なのは、例えば汗が多いからといってどの馬も一律に悪い訳ではなく、馬によっては発汗が多い方が良い状態の場合もあるかもしれません。
この辺がパドックで勝ちそうな馬を見る難しさであり、面白さなのかもしれません。
ただ、AI好きの私としては、このような問題こそAIを利用したくなります。
パドックの馬の動画をAIに取り込めば、自動的に馬ごとにどのような要素がレース結果に影響するかが分かることが期待できます。サーモグラフィーを使えば体温も分かり、それこそ人間が単に見ただけで分からない情報も取り込めます。
もしかしたら人間では思いつかないような仕草が実は影響しているかもしれません。
夢が広がるパドックのAI解析ですが、ここで問題となるのは、AIというものは過去のデーターから未来を予想するものなので、多くのパドックの動画を取り込む必要があるという事です。
多いときで3レース場、12レース全てのパドックの動画を撮影するには何人もの人手が必要で、とても大掛かりなものとなり、既に個人のレベルを超えている気がします。
そう考えると実際問題、パドックを解析するAIを作る事よりも、パドックを撮影してくれる人を探す事の方がバードルが高い様な気がしてきました。
どうにかしてパドックの様子をAIに取り込めると面白そうなのですが。