UMANARI_AIブログへのご訪問ありがとうございます。

ここ3年ほど競馬用AIであるUMANARI_AIの開発がほぼストップしてしまいましたが、この間にも熾烈なCPUの開発競争がありました。

Coffee LakeからAlder Lakeへ

UMANARI_AIの開発がストップしたのが大体3年前になりますが、その頃のインテルCPUはCoffee Lakeと呼ばれる8、9世代でした。現在は12世代のAlder Lakeです。

特にこの間にはAMDのRyzenシリーズの高性能化が著しく、11世代インテルCPUとではAMDの方が優勢であったと思います。

ところが現在の12世代のインテルCPUでは、Pコアと呼ばれる高性能コアとEコアと呼ばれる高効率コアの採用などにより、Ryzenを凌駕したとの評価が多いです。

正直インテル派の自分としては歯がゆい気持ちがありましたが、今回インテルの意地を見せてもらった様で嬉しいです。

プロセスルールは10nmとなっていますが、インテルではIntel 7という新しい命名法で呼んでいます。これまではnm表記が一般的でしたが、これからは単純にnmでは表現できない領域に入ったことを意味しているのだと思います。

対応メモリがDDR4とDDR5の両方に対応していることや、AIに特化した機能も追加されています。

CPUとGPUとどっちが重要か

もしかしたらAIといえばCPUよりもGPUの方が重要というのが一般的な認識なのかもしれません。

しかし、私としてはUMANARI_AIの様な独自開発のAIの場合にはCPUの性能が重要と考えています。

GPUはチューニングに時間を掛ければ高速計算が出来ますが、このチューニングが大変です。例えるなら小回りが利かないスポーツカーの様なものです。

CPUは小型車の様に小回りが利きますので、ちょっとしたAIの改造アイデアが浮かんだ時にすぐに試すことが出来ます。

このような事情から、個人でAIを開発している者としてはCPUの進化の方が気になってしまいます。

今すぐにパソコンを入れ替える事は考えていませんが、最新CPUの性能や機能を見ると、どのようにUMANARI_AIに活用しようか考えてしまいます。

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